まず最初に書いておくと、2026年の牡馬クラシック戦線は非常にハイレベルである可能性が高いです。
理由としては、前哨戦のタイムが軒並み速く、大きく崩れた馬が少ないためです。
①指標となるタイム
ここ2年連続でレコードタイムとなるくらいの高速決着が続いており、今年はどうなるか読めない部分があるものの間違いなくそれに近いタイムになると想定される。つまり、1:57~58。
中山もしくは阪神の2000mでそれに近いタイムを叩き出している馬が
・マテンロウゲイル 1:58.3(阪神)
・ロードフィレール 1:58.9(阪神)
・グリーンエナジー 1:59.3(中山)
・サノノグレーター 1:58.2(中山)(近走ではない)
②末脚が使えるタイプ
G1では特にですが、末脚が使えないと好走は出来ません。近年では共同通信杯組が好走しますが、東京でとんでもない末脚を発揮出来る馬はこの舞台でも通用することが多い傾向にあります。
もしくは、中山2000mで先行差しが出来る馬で、近年でいうとコスモキュランダのような。
東京・中山の1800~2000で速い末脚を使って好タイムを出した馬を探します。
・グリーンエナジー 1:59:3 33.8 (11番手から差し切り) (中山2000)
・マテンロウゲイル 1:59:3 34.5(先行している) (中山2000)
・ロブチェン 1:45:5 33.4(先行している) (東京1800)
・フォルテアンジェロ ホープフルSでは先行しながらも2着に残り、前2走は良い末脚を発揮している。順調に成長していればロブチェンと同じくらいの走りは出来るだろう。
逆に軽視したい寄りの馬を選ぶと…
・リアライズシリウス…末脚タイプではなく、中山を走っていない。あとは体重ですが少し重すぎる。
・アドマイヤクワッズ…ほどほどの末脚を持ち合わせているが、タイム的に少し足りない可能性が高い…ただ相手也に走れる可能性もあるが。
・バステール…前走から成長していないとしたら、少し足りない気も。
・ライヒスアドラー…同上。つまり今年はやや弥生賞組を軽視。
・パンドルナイーフ…状態が怪しく、今年のハイレベル具合を考えると足りる確証がない。
・ゾロアストロ…頑なに阪神や中山コースを走っていないのは割引ですし、ちょっと足りない感じ。
③今年はワンチャンスある?スプリングS組
スプリングS(中山1800)組は基本的に軽視されることが多いのですが、今年はひと味違う可能性があります、理由はタイムがとても速かった(1:46(例年では1:49付近))&末脚を発揮して好走していたためです。
・アスクエジンバラ
・アクロフェイズ
・サノノグレーター
・サウンドムーブ
4頭ともに良い末脚を発揮しており、乗り方次第ではどれか1頭3着くらいはあり得る。
④カヴァレリッツォ
マイラーに思えるのですが、朝日杯フューチュリティのパフォーマンスが圧巻であり、重馬場とは思えないくらい走破タイムが速いのです。
この数か月間で中距離向けに特訓を積んできたと考えれば十分通用する可能性はあるのかなと。ただし、1着は難しいのかもしれない。
⑤結論のロン
激戦。本当に軽視出来ると言い切れる馬は殆どいない。
速めのMペースで流れつつも、後半も速い流れの持続力か中山での末脚が求められる。
その中で多少の優劣を付けるとするならば…、
◆有力寄り
・マテンロウゲイル(1走余分なのが少し懸念ですが、直近2走のパフォーマンスが高い)
・フォルテアンジェロ(しっかりと成長している前提)
・ロブチェン(直行ではなく1走挟んだのが皐月賞を狙っていそう)
・アスクエジンバラ(適正高そうですし、毎回好走している)
◆次点
・グリーンエナジー(強いですが、末脚だけでは展開次第になってしまうので)
・サノノグレーター(持ち時計があるので、乗り方次第では)
・アドマイヤクワッズ(本当は軽視したいですが、評価している人がかなり多いため)
・アクロフェイズ(前走上位組の中で最も長く良い末脚を使っている)
◆分からんが強い可能性もある
・カヴァレリッツォ(前走のパフォーマンスが凄い、マイル体形もこの時期であれば通用も)
・アルトラムス(末脚バケモノ級)
⑥枠順
4~7枠の成績が良く、1・3・8枠が苦戦傾向にある。
大外枠に入って好走の可能性があるのは末脚バケモノ級。