安田記念 レース回顧
◆振り返り記事
ここまでのスローペースになるとは思わなかったのと、イルーシヴパンサーを過剰評価し過ぎたのが、個人的な敗因かなと思いました。
各々の馬が持つ勝利条件「適したコース、適した展開」になりそうな馬を見つける能力が足りていない。
前情報でシュネルマイスターやサリオスの状態がイマイチという情報がありました。
実際にシュネルマイスターもサリオスも万全という状態ではなかったかもしれません。しかし、どちらもマイル戦では実績上位馬なので、相当な理由がない限り消すほどの軽視はしてはいけませんでした。
◆上がり馬の取捨
ソウルラッシュは消しましたが、これに関しては正解でした。レース展開が向いたとしても恐らく馬券内は厳しそう。
イルーシヴパンサーは、悪い方の予想通りになってしまった印象ですね。前半で後方からの追走になり、結果的に上がり最速だとしても後方からでは全く届かないパターン。実力不足かなと感じました。
結論は、好位差しが出来そうな結果を見せた馬でないと厳しい。
◆マイルのスペシャリストを狙う
やはりマイルの頂上決戦なので、マイル路線以外からの参戦ではなかなか通用しないと思った方がいい。
通用するとしたら、1600m以上のコースで好位差しが出来る馬。今回だとファインルージュ。距離延長組はかなり厳しい。
◆ペース判断
今回、トラックバイアスが外伸びでしたし、近年の結果を見てもHペースにはならない。
マイル路線で逃げ脚質の有力な馬でもいない限り、Sペースか遅めのMペースになると考えた方がいい。
つまり、好位を取れる差し馬や中団の外側ポジションを取れそうな馬などを狙う。
◆そうは言っても、時の運
レース展開を詳細に行っている人の解説とかを読むと、本当に一瞬の判断の違いで1-5着くらいまでの順位が違ってくるということが分かる。なので、騎手の乗り替わりなどにも注視したいですね。テン乗りや久々の騎乗でG1は軽視。